その万能さと言ったら底なしなのをご存知でしょうか。例えば、卵焼きやハンバーグにちょっと入れるとフワフワにできる!そしてチャーハンに入れればパラパラのチャーハンに。
キッチンになくてはならないマヨネーズについて掘り下げましょう!
マヨネーズはいつからあるの?
日本での製作は1925年ころからと言われています。
関東大震災が起こり、日本は復興に向けて発起していたころ。このころからほんの少し、西洋化に向けた動きが見えていたのです。
スペインで発祥したと言われるマヨネーズはこのころにはアメリカに伝わり、サラダやポテトサラダとして日常的に食べる調味料になっていました。
日本にこの知識を持ち込み、日本人の体格が貧相であったことから、体格向上を目的として栄養価を見直し、海外で作られているマヨネーズの2倍の量の卵黄を使って製作が始まりました。
そのおいしさは世間にどんどん広がり、みんな大好きな調味料となっていましたが、第二次世界大戦で原料が入手困難となり、一時製造を中止。戦後3年の時を経て、また製造が再開されました。
今となってはどの家庭にもあるマヨネーズ。長い長い歴史と、様々な研究がされ、今私たちが食べているおいしいマヨネーズが誕生したんですよ。
マヨネーズはいつから食べれるの?赤ちゃんは?
まだ内臓が未発達である赤ちゃんにとってはなかなかのヘビーな食材。卵にアレルギーがあるかもしれない、という時期にマヨネーズをあげることはあまり望ましいことではありません。
与え始めるのに適しているのは1歳以降、離乳食も後期に差し掛かってからにしましょう。
また、頻繁に与えないこと、与える場合にはほんの少しだけを意識してください。コレステロールが多いため、赤ちゃんの健康被害が心配です。
食べさせる時には、何かにつけて食べさせるのではなく、隠し味のように調味料として使用しましょう。赤ちゃんの頃に濃い味に慣れてしまうと、味覚異常を起こしかねないのです。
ベビー用品店やスーパーには、1歳から食べられる卵不使用のマヨネーズが販売されています。卵不使用であるため、仮に卵アレルギーがあっても食べることが可能です。通販でも買えますよ!
ですが、油を多く使用していることには変わりがないため、適量を与えるように注意しましょうね。
また、添加物等が心配な場合、手作りするという方法も。材料も少なく、意外と簡単に作ることができるので挑戦してみては。
マヨネーズは腐る?腐らない?
例えば、いつもよりツンとした匂いがしたり、変色していたり、中身が分離しているような感じがするときには腐っている可能性があります。
マヨネーズは直射日光や高温に弱く、腐りやすくなります。
通常は未開封であれば常温保存が可能ですが、夏や流し台の下の収納などに片付けるときは注意が必要です。開封後は必ず冷蔵庫に保存するようにしましょう。
腐りにくいと言われているマヨネーズにも賞味期限があります。仮に賞味期限が切れたとしても、先ほど挙げたような腐ったときの特徴が見られなければ、すぐに食べられなくなるということはありません。
ですが、品質は落ちてしまうため、おいしさの部分はちょっと保障できないかも。一度分離してしまうと、元に戻すことはできないため、正しい保管方法を心がければ、腐るということはほとんどなく、賞味期限+1か月くらいは食べることができます。
ちょっと長く食べているなと自覚がある場合には、必ずよく見て、臭いや味を確かめてから食べるようにしましょう。
マヨネーズの口はなぜ星形なのか?その意味は?
なぜ星形か、そればずばり!絞ったときにきれいだったから!です。
粘度の高い調味料であるマヨネーズ。ある時、マヨネーズメーカーさんは景品としていろんな形の口を発売してみたのです。
その時に一番人気だったのはこの星型。こんなに人気なのであればと、きれいな星形に出るように何度も改良がなされました。
この星形の口のマヨネーズが景品ではなくデフォルトとして発売したのは1972年ころ。意外と最近なんですね。先ほども前述したように戦争の状況で一時販売を中止したものの、再開されたときには容器やキャップなど、様々な改良がされました。
このようにマヨネーズの口に注目してみると、意外と種類があるんですよ。星形に加え、六角形、七つ星、細型、三つ穴、きっとどれも、みなさん一度は見たことがあるはずです。
また、最近では、星形に出るようにもなり、上のキャップをパかっと開ければ細型にも出せる、2パターンを兼ね備えたキャップもよく目にします。万能調味料なだけに、使用用途によって出し方も変えられるマヨネーズ、最強です。
まとめ
当たり前のようにありすぎて、考えたこともなかったことばかりだったと思います。
マヨネーズにも長い歴史があり、現在の私たちの食卓を支えてくれているのです。子供から大人まで大好きなマヨネーズ。今日の食卓ではこんな話もいいかも・・ですね!
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