かなりややこしいですが、漢字で読み方に違いはないようです。しかし地域や場所によって読み方が変わるそうなのですが、どのような理由があって読み方に違いが出てきたのでしょうか。
名刺をもらった時に「山崎」と書いてあってもどっちで読めばいいのかわからなくなることがありますよね。友達でも数人「山﨑」がいますが、読み方が違う人がいます。
芸能人でも「やまさき」の方は山崎邦正さんがいますよね。でもダウンタウンの松本人志さんは「やまざき」って言っていたような・・・^^;
「やまざき」の方は山崎弘也さんが有名です。名前だけでは分かりづらいかもしれませんが、ざきやまさんのことです。ザキヤマと言っているので、「やまざき」です。
このように芸能人の中でも「さ」か「ざ」で分かれるのですが、どのような理由で読み方に違いが出てくるのか調べてみました。
“やまさき”と”やまざき”の読み方の違いは何?
この理由はズバリ!地域によって変わってきます。地域は東日本と西日本で分けることができます。東日本はザキヤマさんの「やまざき」が多くいて、西日本は山崎邦正さんの「やまさき」が多いです。
確かにザキヤマさんの出身地は埼玉県。山崎邦正さんの出身地は兵庫県なので合っています。
なぜ地域で読み方に違いが出たのか?
西日本は清音のように濁点を付けない言葉が好まれていて、東日本では濁音になりやすいことが多いようです。昔から西日本では清音が好まれていて、東日本では濁音が普通に使われていることが現代にも受け継がれているため、苗字の読み方に違いが出来ているのです。
東日本、特に東北地方の方の話し方(訛り)は濁点がついていることが多いです。語尾に「ず〜」とつけたり、「〇〇に行かない?」という会話でも「〇〇さいがねが?」というように、濁点がかなり付いています。
もともと西日本では濁点がついていることが汚いという認識があるようです。そのため昔から濁点を付けていないのですね。東日本は汚いという認識がないため濁音で話すのでしょう。
このように濁点がついているかどうかの認識によって「やまさき」と「やまざき」という読み方に違いが出てきているようですね。
まとめ
「やまさき」と「やまざき」は人によって違いが出てくるのは知っていましたが、なんで読み方が変わるのかは知りませんでした。
地域によって濁点をつけるのかが変わってくるのが、苗字の違いに繋がっているのは勉強になりました。
もし名刺をもらって相手が山﨑さんだったら、この話題を出すのはアリかもしれませんね。
「出身はどちらですか?」
相手「兵庫です。」
「では、読み方は”やまさき”さんですか?」
相手「そうです!なんでわかったんですか^^?」
こんな会話ができそうです♪